Underground Stuttgart

ここドイツでは 古い建物を改装したり、新しい部分をつけ足したりしての再利用がたくさん行われていると思います。
たとえば ここStuttgartだと、ケーニヒスバウ。
お城の前の広場の大きな建物、むかしはここのお城の一部だったのでしょうか、
たくさんの古い石造りの大きな柱がそびえたつ前部分は古い部分。
裏には新しい建物がぴったりと隣接して造られ、ショッピングモールのようになっています。

パッとうかんだ古いものと新しいものを共存させたものが ここではそこかな、再利用といえるかわからないけれど。

週末見た再利用施設は
Stuttgartも長く住んでいろいろなところを見たけれど近くにこんなところがあったとは、と。

写真の展示会の初日に行かせてもらったのですが
ここ。

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この寒いのに地下です。
1年前に改装されたそうですが、暖房設備はそんなにいいとはいえないと思う。
4時間ぐらいそこにいて、お酒を飲んだりしたけれど(寒いからウォッカ)
みんなコート着たままでしたもの。

で、この施設は もともと Bunker = 防空壕。
こうやって小さな狭い、人が5,6人入ったらいっぱいになるような、もちろん窓もない部屋が、地下通路に延々と続いてます。
そこの防空壕の外は、ときどき歩くことはある道でしたが気付かなかった。
下に行く階段は見たかもしれなかったけれど、地下駐車場にいく階段ぐらいに思ってたのかも。
この防空壕で400人収容可能だったそうです。
一部屋に5,6人の割合でのことだと思うけれど。
ずっとむかしのまま放置されていたようですが、1年ほど前に改装され、今はイベントなどの時に解放されるそうです。
写真でわかるように、壁中央にはずっと、ブラックライトで光るラインが引かれています。

この展示会では、各部屋ごとに写真の展示、あとその写真をとっているときの様子のビデオが流されてました。

あと、少し大きめの部屋は バーや軽食が設置されて、DJなんかがいる部屋もあったり、
クラブみたいになってました。

戦争って ネガティヴなものに関わった施設を、こう再利用するって、
すごい発想ですね。
そこがそういうものであったことをまったく忘れる楽しいイベントでしたが、
このトイレの流し、いくらキャンドルやお花をおいても殺風景な感じが、やっぱり防空壕だったんだなという感じでした。

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ここの防空壕はWilhelmaplatzの下。イベント関係以外、一般公開はされていないそうですが
Stuttgartの市庁舎の下にももっと大きい、むかしのままのものがあるそうで、
そこは一般公開もされているそうです。
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