Alles Gute!

Alles Gute!
直訳すると ”すべてのことがよくなりますように!”
相手の前途、幸運を祈るときに よく使う表現。

昨日は、いつもお世話になっているウルムのウィンドオーケストラSinfonisches Blasorchester Ulmの演奏会、オーケストラピアノとチェレスタで行ってきました。指揮はいつものように Douglas Bostockさん。
今回はRadolfzellという、ボーデン湖のほとりの街での演奏会でした。
といっても、演奏会前に20分ぐらいお散歩できたぐらいで、ボーデン湖はちらっと見ました。
でももう暗かったし ちょっと残念。

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前回から引き続きのプロジェクトのこの日のプログラムは

櫛田てつのすけ; 斑鳩
Alfred Reed; 3 Revelations from the Lotus Sutra~法華経からの3つの啓示~
Alfred Reed; 4th Suite for Band
Philipp Sparke; Out of the Darkness, into the Light
真島俊夫; 鳳凰が舞う

アンコール

故郷(真島俊夫 編曲)

伊藤康英; にっぽん ヘイ!

アンコールの曲までずっと前から決まっていたこの演奏会、プログラム
日本に今のようなことが起こって、
こんな思いで一緒に演奏することになるとは思いもかけなかった。

”今までわたしたちにたくさんの素晴らしいことを見せてくれた日本、
国際社会でいろいろなことを助けてきた日本。
今、想像できないような悲しみと困難に直面していますが、
希望をもって復興できることを祈り、
この演奏会を日本に、ここにもいる日本人に捧げます。”
という ボストックさんの挨拶で演奏会が始まりました。
日本が大好きな彼は、前日に一緒にしゃべってたときに、
”今 ”故郷”演奏するのはつらいけれど、 がんばろうね。”
と言ってくださいました。
そうよ、日本がんばって、と思われるように、わたしがんばらなくちゃ!

このオケの団員の方々の中で、日本に行ったことがある人、ほとんどいないと思う。
でも、指揮者や、日本の曲をとおして日本を知って、
いま、行ったこともない国のことを思って演奏してくれていることに
本当に感謝しました。
そしてそこにいられて、よかった。

わたし、この中で唯一の日本人なのですが、
へんな同情とかしないで、ふつうに迎え入れてくれて、
そうしながらも、家族や日本のことを心配してくれてありがたかった。

この震災があってから、状況を訊いてきたこちらの人には、
いまどんな状態で、わたしたちがどんな思いでいるか、など
わたしが知っている限り、説明できる限りぜんぶ話して、
ドイツの報道だけじゃわからないわたしたちの気持ちも知ってもらいたい、と思って
この災害のことを話しています。

昨日も休憩時間に何人かの人に訊かれて現状を説明したら、
日本が抱えた悲しさや、つらさ、不安のことをわかってくれて、
みんながしんみりと ”Alles Gute....."
と言ってくれました。

でも、どこにもおっちょこちょいというか、早とちりの人っていますよね?
このしんみり" Alles Gute..."の場面を通りかかった人たちが わたしに、
”さちこ、今日誕生日なの!? あー、 Alles Gute024.gif

そう、 お誕生日おめでとう!のときも Alles Gute!!!

しんみりしてたけれど、 "Alles Gute!"のあまりにもちがう解釈に
みんな最後は 爆笑でした035.gif



 
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